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「Windows 11」でのAndroidアプリ利用、10月5日には含まれず

» 2021年09月01日 06時23分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月31日(現地時間)、次期OS「Windows 11」を10月5日に提供開始すると発表した。この発表の際、以前予告していたAndroidアプリをMicrosoft Store経由でPCにダウンロードし、Windows 11で利用できる機能は、10月5日時点ではまだ提供しないことが分かった。

 Microsoftは公式ブログで「AmazonおよびIntelとの協力により、AndroidアプリをWindows 11およびMicrosoft Storeに導入するための旅を続けることを楽しみにしている。今後数カ月にわたるWindows Insiderプレビューから始まる」としている。数カ月はプレビュー版でチェックするということで、10月から数カ月となると、一般への提供は2022年になる可能性が高い。

 この機能は、Intelの「Intel Bridge Technology」によって、AmazonのFire端末向けAndroidアプリストア「Amazon AppStore」からダウンロードしたAndroidアプリをWindows上で利用できるようにするというものだ。

 android Windows 11ではAndroidアプリをMicrosoft Storeからダウンロードして使えるようになる見込み

 スタートメニューの改善、Microsoft Teamsの統合、デスクトップでのマルチタスクの改善、新しいMicrosoft Storeなどは10月5日のリリース段階から確認できる。

 なお、現行PCへの無償アップグレードは数カ月かけてロールアウト(段階的に提供)するので、アップグレード時期はPCによって異なる。

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