米Microsoftは6月24日(現地時間)、Windows OSの新バージョン「Windows 11」を発表した。
外観のアップデートは、すりガラス風の透明感を基調にしたUI、タスクバー内のアプリアイコンの中央寄せ、ウィンドウのスナップ機能の新規レイアウト、各ユーザーにパーソナライズした天気やニュースウィジェットの追加など。正式発表前に流出していた、Windows 11とみられるOSの特徴とほぼ一致している。
AndroidアプリがWindows 11上で動作するようになる。例として、オンラインイベントの動画内では「TikTok」アプリが動作する様子が映った。Androidアプリは「Amazonアプリストア」からダウンロードする仕様。
正式リリースは2021年内(this holidayと言及しているので12月ごろになると思われる)。プレビュー版を提供するWindows Insiderプログラムでは6月28日週から早期ビルドを配信する。Windows 10から無償でアップデートできるとしている。
動作要件は、1GHz以上もしくは2コア以上の64bit CPUかSoC(System on a Chip)、4GB以上のメモリ、64GB以上のストレージ、UEFIブート、TPMバージョン2.0、WDDM 2.0ドライバー対応のDirectX 12以上が動作するグラフィックスカード、HD画質以上のディスプレイ。これらの他、「Windows 11 Home」ではインターネット接続とMicrosoftアカウントが必須になるとしている。
パノス・パネイCPO(最高製品責任者)は「スリープからの復帰が速くなった。Windows Helloも速くなった。EdgeでもEdge以外のブラウザでもブラウジングも速くなった」と動作速度の改善を強調した。
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