Appleは9月21日、iPhoneのiOS 15>Apple Watch>一般>ソフトウェア・アップデート経由で、アップデート「watchOS 8 アップデート」の配布を開始した。
watchOS 8 アップデート
屋外サイクリングのワークアウト自動検出
アップデートをインストールするには、Apple Watchが以下の条件を満たしている必要がある。
- iPhoneの通信圏内にある
- Apple WatchがWi-Fiに接続されている
- 50%以上充電されている
watchOS 8では新しい“マインドフルネス” Appと、新しい太極拳とピラティスのワークアウトタイプが追加された。“ウォレット”と“ホーム”もアップデートされ、自宅や車だけでなく、お気に入りの場所にも簡単かつ便利にアクセスできる。サイクリングのワークアウト自動検出、電動アシスト自転車への最適化も行われた。
watchOS 8の新機能は次の通り。
- “ポートレート”の文字盤では、iPhoneで撮影したポートレート写真のセグメンテーションデータを使用して、没入感のある多層構造の文字盤を作成(Apple Watch Series 4以降)
- “ワールドタイム”の文字盤では、24の異なるタイムゾーンの時刻を一度に追跡可能(Apple Watch Series 4以降)
- 家にあるアクセサリの状況とコントロールを“ホーム” Appの上部に表示
- アクセサリがオンかどうか、アクセサリのバッテリー残量低下、アクセサリのソフトウェア・アップデートが必要かなどの状況をクイックビューで確認
- 時間帯と使用頻度に応じて自動的にアクセサリとシーンを表示
- 利用可能なすべてのHomeKitカメラフィードを1か所に表示できる専用のカメラルーム(複数のアスペクト比に対応)
- よく使うシーンとアクセサリに“よく使う項目”領域からアクセス可能
- ホームキーを追加して、対応している自宅やマンションのドアの鍵をタップして解錠可能
- 参加しているホテルのルームキーを追加して、ホテルの部屋のドアをタップして解錠可能
- 参加している企業のオフィスのキーを追加して、オフィスのドアをタップして解錠可能
- 車のキーと超広帯域無線を搭載したApple Watch Series 6で、対応している車に近づくことで車のロック、ロック解除、始動が可能
- 車のキーのリモート・キーレス・エントリー機能で、車のロック、ロック解除、クラクションの鳴動、事前暖機、トランクを開くことが可能
- “ワークアウト” Appの太極拳とピラティス用の新しいカスタムアルゴリズムによってカロリー指標の正確なトラッキングが可能
- サイクリングワークアウトが自動的に検出され、“ワークアウト” Appを開始するようにリマインダーが送信され、すでに開始したエクササイズも遡って記録可能
- サイクリングワークアウトで自動的に一時停止および再開
- 電動自転車でのサイクリングワークアウトのカロリー指標の精度を改善
- 13歳以下のユーザのハイキングワークアウトの指標のトラッキング精度を改善
- 音声フィードバックによってワークアウトのマイルストーンを内蔵スピーカーまたは接続されているBluetoothデバイスを使って通知
- メディテーションガイドがメディテーションの練習をサポート。Apple Watchのオーディオセッションや、iPhone、iPad、Apple TVのビデオセッションが特定のテーマに沿ってガイドを提供
- ピラティスワークアウトが利用可能。筋力と柔軟性が向上するように考えられた新しいワークアウトを毎週提供
- iPhone、iPad、Apple TVでのピクチャ・イン・ピクチャ表示に対応しているため、対応Appでほかのコンテンツを見ながらワークアウトも視聴可能
- ヨガ、筋力、コア、HIITワークアウトのワークアウトフィルタを拡張。機器が必要かどうかもフィルタリング可能
- “マインドフルネス” Appの呼吸を強化。新しいリフレクトセッションも追加
- 呼吸セッションでは、深呼吸の練習に心と体のつながりを持てるようにするヒントが提供され、セッションをガイドする新しいアニメーションも追加
- リフレクトセッションでは、思考を研ぎ澄ますためのシンプルなアイデアが提供され、1分の経過も視覚化
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