米Amazon.comは9月21日(現地時間)、電子書籍リーダー「Kindle」の新機種3モデルを数年ぶりに発表した。日本を含む世界で同日予約受付を開始し、27日に発売する。充電ポートがようやくUSB Type-Cになり、画面が10%明るくなる。
発表されたのは、「【NEW】Kindle Paperwhite」「【NEW】Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」「【NEW】Kindle Paperwhite キッズモデル」の3モデル。2019年3月発表の現行モデルの「Kindle」と2019年6月発表の最上位機種「Kindle Oasis」と併売するようだ。
Kindle Paperwhiteは世代的には第11世代になる。第10世代との主な違いは以下の通り。
ディスプレイが大きくなった分、高さが7mm、幅は9mm増えたが、厚さは0.08mm薄くなった。重さは23g増えて205g。
ストレージ容量は8GBのみになった。また、無料4Gモデルはない。
色調調節ライトはこれまでOasisにのみ搭載されていた機能。
本体色は黒のみ。別売のカバーは日本ではディープシーブルー、ブラック、ラベンダーヘイズの3色を発売する。
価格は、広告ありが1万4980円、広告なしは1万6980円。カバーは3680円。
シグネチャーエディションとKindle Paperwhiteとの違いは以下の通り。
後はKindle Paperwhiteと同じだ。見た目も変わらない。
広告なしモデルのみで、価格は1万9980円。
世代としては第11世代になるキッズモデルの先代との違いは以下の通り。
本体カラーは黒のみだがキッズカバー(ブラック、エメラルドフォレスト、ロボットドリームのいずれかを選択)が付属する。
価格も上がり、6000円高い1万6980円。
新モデルのソフトウェアは先日発表のアップデート版になる。このアップデートはすべてのKindleで近日実施される見込みだ。
【更新履歴:2021年9月22日午前9時10分 当初、Kindle PaperwhiteとKindleの違いを列記していたものを、先代Paperwhiteとの比較に変更しました。】
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