ITmedia NEWS > 社会とIT >

Web会議できる“新幹線オフィス車両”本格化 JR東、全線の8号車に導入

» 2021年10月06日 07時34分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は10月5日、通話やWeb会議も可能な「新幹線オフィス車両」の運行を、11月22日から東北・北陸・上越新幹線の8号車で運用すると発表した。リモートワークやワーケーション、通勤など向け。

 2月に東北新幹線で2回試験運用したが、全方面でニーズがあると判断。同社管内ほぼすべての新幹線車両に導入する。

photo

 東北・北海道・北陸・上越新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車、全区間の8号車にオフィス車両を導入する。

 乗車券・特急券さえあればオフィス車両を利用でき、追加料金は不要。席の予約はできず、空席を利用する。一部列車でWi-fiルータの有料貸し出しを行う。

 乗車前後の時間も有効に使ってもらおうと、オフィス車両の利用者限定で、駅構内にあるワークブース「STATION BOOTH」やカフェチェーン「BECK'S COFFE SHOP」のサブスクリプションサービスを、期間限定で販売する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.