米Microsoftは10月7日(現地時間)、企業の目標管理ツール(OKR、Objectives and Key Results)を手掛ける米Ally.ioを買収することで合意したと発表した。買収総額などは公表されていない。
Ally.ioは、元Microsoft従業員のビトリ・ベロア氏が2017年に創業した非公開企業。OKRの状況測定を支援するサービスを提供しており、Slack、Coinbase、Dropboxなどを顧客に持つ。
MicrosoftはAlly.ioを「企業が新しいデジタルワークライフを受け入れるのを支援するように設計された従業員体験プラットフォーム(EXP)の一部として」「Microsoft Viva」ファミリーに統合するとしている。これにより「会社の目標を従業員に伝えるためのより透明な方法を提供する」という。
Microsoft Vivaは2月に発表した同社の「Microsoft 365」および「Microsoft Teams」と統合されたイントラネット。MicrosoftはVivaを「コミュニケーション、知識、学習、リソース、洞察を、どこからでも統合できる従業員体験プラットフォーム」であり「組織が人と人とのつながり、成長、幸福、成功の文化を育むのを支援する」サービスと説明する。
「来年には、Ally.ioをMicrosoftクラウドに導入し、Microsoft Teamsとの既存の統合を進化させ、Ally.ioをViva、Office、Power BI、Microsoft 365という幅広いセットに組み込むために投資していく」。
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