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JR東日本が貨物コンテナ型ハウス発売、297万円から 「あずさ号」「北斗星」の鉄道古物インテリアも

» 2021年10月13日 19時31分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は10月13日、昭和60年代の貨物コンテナ「国鉄6000形コンテナ黄緑6号色」をほぼ実物大で再現したコンテナ型ハウス「マチハコトレイン」を公式ネット通販サイト「JRE MALL」で発売した。約6カ月間の限定販売で価格は297万円から(税込、設置費用別)。

「マチハコトレイン」(完成イメージ)

 貨物コンテナのイメージを崩さずに出入り口用の扉を付け、外装の色や文字サインなども再現。倉庫やコレクションルームといった用途を想定している。小型店舗などに向けコンテナ型ハウス「マチハコ」を展開する乃村工藝社グループのスクエアと連携して作った。

 室内は約7.1m2。内装がシンプルな合板の「ストレージタイプ」の他、特急「あずさ号」で使っていた2人掛けシートの座いすなどをセットにした「トレインギャラリータイプ」(770万円から)、窓を取り付け寝台特急「北斗星」と同じカーテンや座席を備えた「寝台特急」タイプ(990万円から)がある。

 外形寸法は約3715(幅)×2450(奥行き)×2500(高さ)mm。設置工事は関東1都6県のみ対応する。

 国鉄6000形コンテナ黄緑6号色は1960年から70年にかけて国鉄が製造していた貨物用コンテナ。JR東日本は「現在は存在しない幻の6000系。鉄道ファンの希望をかなえ、色や文字サイン、 大きさをほぼ再現した」としている。

「寝台特急」タイプの内装イメージ。「北斗星」で使用したカーテンや座席が付く
座席は「北斗星」の個室で使われたもの

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