サントリー食品インターナショナルは10月19日、社員2人が一緒に自動販売機を利用すると、飲み物を無料で購入できるようにする法人向けサービス「社長のおごり自販機」の提供を始めた。リモートワークの普及によって減った社員同士の雑談を活発化するのに役立つとしている。
2人の社員が欲しい飲み物を選び、購入時にそれぞれの社員証を同時にカードリーダーにかざすと商品を無料で購入できる。グループ会社のサントリービバレッジサービスが管理する自販機を導入している企業に提供。本来支払われるはずだった飲み物の料金は提供先の企業が負担する。「1日に●本まで無料になる」「火曜日だけ無料になる」など、飲み物を無料で手に入れられる時間や頻度を調整することも可能という。
サービス開始に先駆け、コクヨと共同で実証実験を実施。コクヨが運営する実証実験施設「THE CAMPUS」に設置し、利用者にアンケートを取ったところ「自販機がコミュニケーションや雑談のきっかけになった」といった声が得られたという。
まずは首都圏の企業に向けて提供し、順次エリアを拡大する。同サービスが使える自販機には基本的に「社長のおごり自販機」と書かれたポスターを貼り付けるが、提供先の業態に合わせて文面を「工場長のおごり」などに変更するサービスも提供する。
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