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発電するヘッドフォンが登場 ソーラーパネルで常時充電、80時間以上動作

» 2021年11月26日 13時03分 公開
[ITmedia]

 PC周辺機器やAV機器を扱うエム・エス・シー(大阪府大阪市)は11月26日、スウェーデンのurbanistaが開発したソーラーパネル搭載ワイヤレスヘッドフォン「urbanista LOS ANGELES」(アーバニスタ ロサンゼルス)を発売した。価格は2万9480円(税込)。

「urbanista LOS ANGELES」(アーバニスタ ロサンゼルス)

 同じスウェーデンに本拠を置くテクノロジー企業のEXEGERが開発した色素増感型太陽電池素材「Powerfoyle」を採用した初のヘッドフォン。自然光や電灯の明かりで発電し、常にバッテリーに充電することで80時間以上使用できるという。

 Powerfoyle充電だけの場合、快晴の屋外(約3万lux)で1時間充電すると約3時間、曇天でも1時間の充電で約2時間の音楽再生が行えるとしている。充電の状況は専用スマートフォンアプリ(iOS、Android)で確認できる。

 ヘッドフォンは40mm径ドライバー(スピーカー)を搭載した耳覆い型で、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能や外音取り込みにも対応する。頭からヘッドフォンを外すと音楽を一時停止する「耳検出機能」も備えた。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAAC。

本体に操作部

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