スマートロック「Qrio Lock」を手掛けるQrioは12月2日、Qrio Lockをインターネットに接続するデバイス「Qrio Hub」で発生していたネットワーク障害について、完全復旧したと発表した。障害の原因について同社は「サーバへの一時的な負荷増大」と説明している。
この障害は、11月26日午後3時ごろから12月2日午後3時ごろまで発生。Bluetoothを使ったスマートフォンからの施錠/解錠には影響しなかったものの、スマートスピーカーを含むインターネットを経由した操作がしづらい状態が続いた他、施錠/解錠の履歴も更新できなくなっていた。
原因について「Qrio Lockサーバへの一時的な負荷増大により一部通信が行えない、あるいは大幅に遅延する状態になっていたため」と説明。サーバ側の処理速度を向上させる対応を実施したという。
障害が長期化した理由について同社は、「リモート施解錠操作の問題と、履歴取得の問題が並行して発生してしまったことが大きい」と語る。
Qrioでは今後、同様のトラブルに対応すべく検出システムを強化するとしている。
スマートロック「Qrio」で障害、発生から4日たつも直らず 遠隔操作できない状態
動作速度を改善した家庭向け“IoT鍵” ソニー子会社がスマートロック新製品
ソニー子会社のIoTベンチャーQrio、売上総損失1.1億円で苦戦 スマートホーム戦略に活路?
「開けごま」で解錠するスマートロック「セサミmini」 1万円切りでMakuakeに登場
家に帰っても鍵を開けるのはいつも自分――スマートロック「セサミ」は孤独を癒せるかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR