マザーエンタテイメント(東京都江東区)は12月8日、2022年1月に閉館する東京・新木場のライブハウス「STUDIO COAST」で使っていた備品や機材を「ヤフオク!」に出品した。屋根の上にある看板の「S」の文字、クラブ「ageHa」で使用したDJ機材など26品で、入札は1円から。
「クロージングオークション」として年内に3回実施する。8日に始まった初回は看板やDJ機材の他、店内や楽屋で使用していたソファ、ライト、シャンデリアなどを出品した。発送はしない「引き取り限定」となっている。
初回のオークション期間は14日午後8時ごろまで。2回めは15日から21日、3回目は22日から26日の予定で実施する。
マザーエンタテイメントは「STUDIO COASTで実際に使用していた機材や数々のアーティストが使った楽屋の備品など、どれもたくさんの人の思い出や気持ちが詰まった貴重な品。ぜひ大切にしていただける方に届いてほしいと願っています」としている。
東京・新木場にあるSTUDIO COASTは、昼間はライブハウスや多目的ホールとして、夜間はクラブとして約20年間営業してきた。しかし借地契約満了に伴い、2022年1月をもって閉館すると発表している。
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