LG Displayは現在、独自のホールディスプレイ技術とアンダーディスプレイカメラ技術を開発するロードマップがあり、アンダーディスプレイカメラは、自撮りカメラがオンのときだけ穴が表示され、オフのときは画面に戻る仕様のようだ。
LG Displayは、Appleが承認すれば、独自のホールディスプレイLTPO OLEDパネルを供給することになる。
一方、レーザー機器メーカーのPhilopticsは12月初め、Samsung Displayとディスプレイ生産用機器の供給契約を結んだことを発表している。この装置は、Samsung DisplayがiPhone 14シリーズに供給する予定のホールディスプレイパネルに使用されるレーザーシステムのためのものと考えられる。
韓国のディスプレイパネルメーカーは、ホールディスプレイにHIAAと呼ぶホールインアクティブエリアと呼ばれるレーザーエッチング装置を使用していて、Philopticsはレーザー装置を、Wonik IPSは装置用のチャンバーを供給しているそうだ。
一方、BOEは2022年もAppleに低温多結晶シリコン(LTPS)TFT OLEDパネルのみを供給する予定で、中国のディスプレイパネルメーカーがiPhoneメーカーにLTPO TFT OLEDパネルの供給を開始するのは、早くても2023年になりそうだとしている。
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