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» 2022年01月13日 20時30分 公開

YouTube広告からの商品購入でトラブルに…… 親のネットの使い方にどう向き合うか(1/2 ページ)

コロナ禍でなかなか帰省も難しくなっている今、せっかく帰省したときには実家のIT環境を見直しておきたい。本稿では、母親が遭遇したネット広告のプチトラブルについて紹介する。

[山川晶之,ITmedia]

 コロナ禍でなかなか帰省も難しくなっている今、せっかく帰省したときには実家のIT環境を見直しておきたい。前回の記事では祖母のiPhone導入記と、祖父が使っている鍵にAirTagを取り付けた話をしたが、IT周りの見直しが必要だったのは祖父母だけではない。親もその対象だ。

 といっても筆者の親は一定のスマホ操作はできており、チェックするとしたらストレージの空き容量や、変なアプリに課金をしていないかApp Storeの購入履歴を確認したりという具合だった。

 今年初め、親がYouTubeの広告にだまされないよう、広告が表示されない有料会員「YouTube Premium」に加入しておいたほうがいいという趣旨のツイートが話題になった。広告などから陰謀論系の動画にたどり着かないための対応策として加入すべきというものだ。少しニュアンスは異なるが、筆者の母親もYouTubeの広告でトラブルを経験しており、同じくYouTube Premiumを検討したことがある。

 母親は祖父母と同じく福岡県に住んでおり、都内在住の筆者は頻繁には会えない。普段はスマホのことについて逐一聞いてくるのだが、ある時、YouTubeの検索結果に表示された「歩きやすい」という靴の広告が気になってしまって代引きで購入したという。母親は足が悪く、より歩きやすいサンダルを探していた。

YouTubeの検索結果に表示された広告

 しかし、実際に送られてきた商品を履いても歩きやすいどころか逆効果で、サンダル自体の質もよくなかったのですぐに使わなくなってしまった。サイズの交換や返品を相談しようと電話で問い合わせても、「メールを送る」と返答されたまま、先方から連絡が来ることはなかったという。その全てを筆者が知ったのは実家に帰省したときだ。

届いたサンダルだが、速攻履かなくなったという

 質はどうあれ実際に商品が届いており、メールが来なかった件も、母親が個人情報を間違って入力した可能性もあるため、業者側に過失があるとは言い切れないのだが、親が想定していたものと違う物が届いたことには変わりはない。

 ちなみに業者は楽天などECモールに出店しているのではなく独自のECサイトを構えており、会社概要欄は住所や代表者が記載されてなかったりと、普段からネットショッピングを使う筆者として不安に感じるものではあった。

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