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Meta(旧Facebook)、「Messenger」のE2EEを全ユーザーに提供開始

» 2022年01月28日 09時26分 公開
[ITmedia]

 米Meta(旧Facebook)は1月27日(現地時間)、「Messenger」(旧「Facebook Messenger」)のE2EE(エンドツーエンド暗号化)機能のアップデートを発表した。グループチャットとグループ通話を全ユーザーが利用可能になる他、相手がスクリーンショットを撮ると通知する機能などが追加される。

 Metaは2016年にモバイル公式アプリで「秘密のスレッド」としてE2EE機能を発表した。その段階では、メッセージと画像は送受信できたが、動画、音声、スタンプ、GIF画像、リアクション(いいねやハートなど)はやり取りできタイピングず、グループチャットもサポートしていなかった。

 今回のアップデートで、動画、音声、スタンプ、GIF画像、リアクションの送受信と、グループチャットもサポートした。

 e2ee E2EEのグループチャットの始め方

 また、普通のメッセージングと同じように相手の「入力中」インジケーターを表示できるようになる。

 この他、メッセージを長押しすることで転送メニューが表示される機能や相手が画面のスクリーンショットを撮影すると通知が表示される機能なども追加される。

 zuck スクリーンショットが撮影されたという通知(マーク・ザッカーバーグCEOが投稿した画像より)

 アップデートはモバイル公式アプリの最新版で使えるようになるとしているが、本稿執筆段階で筆者の環境ではまだ使えない。

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