バルミューダは2月10日に発表した2021年12月期連結決算(21年1月〜12月)で、5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」を含む携帯端末関連事業の売り上げが28億4700万円に上ったと発表した。事業全体では売上高が過去最高を記録するなど好調だ。
同社の21年12月期は売上高が183億7900万円(前年比46.0%増)、純利益が10億1500万円(前年比21.7%増)と増収増益だった。そのうち27億6300万円はソフトバンク、33億1700万円か韓国販売代理店を相手とする売り上げ。
BALMUDA Phoneはサーキュレーターなどの空調関連事業に迫る売り上げを見せた。キッチン家電事業は、スチームトースター「BALMUDA The Toaster」の累計販売台数が150万台を超え、売上高が96億3200万円(前年比38.4%増)と事業をけん引した。
バルミューダは他にも携帯端末を開発中で、今後もハイテク製品に特化した専用ブランド「BALMUDA Technologies」で製品を発売していく予定。
一方で、同社は2月10日にBALMUDA Phone購入者向けに同社製品の購入に使える20%オフクーポンを配布。ソフトバンクではBALMUDA Phoneを通常価格14万3280円から7万1664円に割り引くなどのキャンペーンを展開している。
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