米Microsoftは2月14日(現地時間)、コロナ禍で閉鎖しているワシントン州の本社やカリフォルニア州ベイエリアのキャンパスを2月28日に再開すると発表した。従業員はオフィスに復帰でき、ゲストも受け入れる。
同社はコロナ禍下にあったこの2年間、ハイブリッド職場モデルを構築し、ワクチンの接種率や地方自治体のガイダンス、健康データなどに基づいて働き方を6段階に定義している。
月末に再開を決定したキャンパスは、このハイブリッド職場モデルの最終段階と判断した。例えば、本社キャンパスの従業員のほとんどが住んでいるワシントン州キング郡の住民の83.8%がワクチン接種済みで、州内での入院および死亡が減少している。
従業員はキャンパス再開後、30日間でルーチンを決め、上司と合意したハイブリッドな働き方を選べる。Microsoftはこのコロナ禍で、ハイブリッドワークのためのサービスやハードウェアを開発してきた。
同社は2020年3月から従業員のハイブリッドワーク実施を開始し、何度かキャンパス再開を延期し、昨年9月には再開を無期延期にしていた。
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