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猫とコンピュータの共存は可能か? いやいや、猫がコンピュータだった時代もあったのですよヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(4/4 ページ)

» 2022年02月23日 11時29分 公開
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コンピュータが猫だった時代

マツ あと、Macintoshを作ったジェフ・ラスキンがキヤノンで作ったコンピュータの名前がCatです。Wikipediaの解説はこちら

ヤマー へええええ。

マツ ジェフ・ラスキンはもともとAppleでMacintoshプロジェクトを主導してたんだけど、スティーブ・ジョブズにプロジェクトを乗っ取られて、自分がやりたかったことはできなくなってしまったのでAppleを退社。このCatこそが、本当に彼がやりたかったMacintoshだったようですね。

ヤマー 誰でも手に入れられる安価なコンピュータということですね。

マツ その割には、このCanon Catも日本では44万円と高価ではありました。Internet Archiveにエミュレーターがあるので、動かすこともできます

ヤマー 操作方法が全く分かりませんねw

マツ タイピングで全て操作する、テキストユーザーインタフェースというものらしいです。

マツ 猫しか出てこない、Catの広告もあります

ヤマー 直球だw

マツ むしろ肉球でしょう。

ヤマー これ、ラスキンさんはなんでCatと名付けたんですか?

マツ マウスを使わないからかもですね。ラスキンが主導していた頃のMacintoshはマウスを使う想定ではなかったという。だからマウスの天敵、キャット。

ヤマー マウスがあったら猫が追いかけますね。

マツ そういえば、「Neko」というソフトがありました。ネコがマウスカーソルを追いかけるだけの。

 32bitアプリなので、もう今のmacOSでは動かないんですよね。

ヤマー マジですか……。

マツ そんなわけで、猫についての雑談になってしまいましたが、この記事が載る頃はもう猫の日じゃないんですよね。

ヤマー たしかにww むしろ22日に載せる内容でしたね。

マツ 猫といえば、「Year of the Cat」という、1976年のヒット曲がありまして。イギリスのシンガーソングライター、アル・スチュワートの名曲です。

ヤマー 猫年ですか。

マツ 十二支ではそんなのないじゃないですか。

ヤマー ハブられものですからね。

マツ ネズミに騙されて寝坊したという説もありますが。

 この曲でいう、Year of the Catというのは、ベトナムの十二支のことで、ベトナムでは、ウサギの代わりにネコなんだそうです。つまり、卯年が猫年になってると。

ヤマー 十二支ってベトナムにもあるんですか。で、次の卯年は?

マツ 来年ですね。

ヤマー ということは、2023年は猫年なんですね。

マツ 2月22日を逃しても、来年はズーーーっと猫の年だから安心していいと。

 うちの猫、いま20歳という、人間なら100歳近いおじいちゃんなんですが、Year of the Catでも、この曲を一緒に聴きたいなあ。

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