マツ あと、Macintoshを作ったジェフ・ラスキンがキヤノンで作ったコンピュータの名前がCatです。Wikipediaの解説はこちら。
ヤマー へええええ。
マツ ジェフ・ラスキンはもともとAppleでMacintoshプロジェクトを主導してたんだけど、スティーブ・ジョブズにプロジェクトを乗っ取られて、自分がやりたかったことはできなくなってしまったのでAppleを退社。このCatこそが、本当に彼がやりたかったMacintoshだったようですね。
ヤマー 誰でも手に入れられる安価なコンピュータということですね。
マツ その割には、このCanon Catも日本では44万円と高価ではありました。Internet Archiveにエミュレーターがあるので、動かすこともできます。
ヤマー 操作方法が全く分かりませんねw
マツ タイピングで全て操作する、テキストユーザーインタフェースというものらしいです。
マツ 猫しか出てこない、Catの広告もあります。
ヤマー 直球だw
マツ むしろ肉球でしょう。
ヤマー これ、ラスキンさんはなんでCatと名付けたんですか?
マツ マウスを使わないからかもですね。ラスキンが主導していた頃のMacintoshはマウスを使う想定ではなかったという。だからマウスの天敵、キャット。
ヤマー マウスがあったら猫が追いかけますね。
マツ そういえば、「Neko」というソフトがありました。ネコがマウスカーソルを追いかけるだけの。
32bitアプリなので、もう今のmacOSでは動かないんですよね。
ヤマー マジですか……。
マツ そんなわけで、猫についての雑談になってしまいましたが、この記事が載る頃はもう猫の日じゃないんですよね。
ヤマー たしかにww むしろ22日に載せる内容でしたね。
マツ 猫といえば、「Year of the Cat」という、1976年のヒット曲がありまして。イギリスのシンガーソングライター、アル・スチュワートの名曲です。
ヤマー 猫年ですか。
マツ 十二支ではそんなのないじゃないですか。
ヤマー ハブられものですからね。
マツ ネズミに騙されて寝坊したという説もありますが。
この曲でいう、Year of the Catというのは、ベトナムの十二支のことで、ベトナムでは、ウサギの代わりにネコなんだそうです。つまり、卯年が猫年になってると。
ヤマー 十二支ってベトナムにもあるんですか。で、次の卯年は?
マツ 来年ですね。
ヤマー ということは、2023年は猫年なんですね。
マツ 2月22日を逃しても、来年はズーーーっと猫の年だから安心していいと。
うちの猫、いま20歳という、人間なら100歳近いおじいちゃんなんですが、Year of the Catでも、この曲を一緒に聴きたいなあ。
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