ゲーマー向け家具ブランド「バウヒュッテ」などを運営するビーズ(大阪府東大阪市)は2月28日、公式サイトに不正アクセスを受け、顧客や取引先のメールアドレス計2万件以上が漏えいした可能性があると発表した。データベースを不正操作する「SQLインジェクション」を受けた恐れがあるという。
漏えいした可能性があるのは、2013年6月から16年4月にかけて家具などの部品を販売するECサイト「be-site」で買い物をした人や、ビーズが提供したアンケートに答えた人のメールアドレス1万772件。同社の取引先向けメールシステムで管理していたメールアドレス1万2663件も漏えいした恐れがある。クレジットカード情報などは流出していないという。
不正アクセスを検知したのは2月21日。すでに安全性の再検証や警視庁への相談、個人情報保護委員会への届け出は済ませたという。同社は今後、再発防止に向けセキュリティを強化する方針。
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