半導体向け研磨剤で世界シェアトップを誇るフジミインコーポレーテッド(愛知県清須市)は3月2日、同社サーバに明確なサイバー攻撃の痕跡が見つかったと発表した。具体的な攻撃内容や被害状況は調査中。攻撃による顧客情報の流出は確認されていないとしている。
同社と台湾子会社のFUJIMI Taiwan Limitedで2月20日に、サーバへの不正アクセスがあったと判明。その後、安全のため公式Webサイトを含む社内システムを全面停止し、一部製品の生産と出荷を見合わせるとした。
3月1日には製品の出荷を再開。2日には公式Webサイトも公開を再開したが、ドメインの切り替えが完了していないため、午後6時の時点では閲覧できない状況が続いていた。
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金融庁「サイバー攻撃の潜在的リスク高まった」 金融機関に注意喚起、ウクライナ情勢が影響かCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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