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「シン・秋葉原駅」バーチャル空間に出現 リアル秋葉原駅とQRコードで連携

» 2022年03月08日 18時39分 公開
[ITmedia]

 VRイベント「バーチャルマーケット」を運営するHIKKYは3月8日、新しいバーチャル空間「Virtual AKIBA World」(以下VAW)を25日にオープンすると発表した。「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」とのコラボも実施し、期間中は「シン・秋葉原駅」を名乗る。

「シン・秋葉原駅」のキービジュアル© TTITk

 VAWは2021年8月の「バーチャルマーケット6」に出展したJR東日本ブースに機能を追加したバーチャル空間。「JR東日本ブースは歴代の企業出展ブースで最も来場者が多かった。その好評を受け“メタバース・ステーション”としてオープンする」としている。

 秋葉原駅と街を再現しており、利用者は電車に乗ったり、駅周辺を歩いたりできる。また「オフ会ルーム」などを使って利用者同士のコミュニケーションも可能だ。

 シン・秋葉原駅にはシン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースをモチーフにしたオリジナルグラフィックと各キャラクターが登場する。詳細は明らかにしていないが、8日に公開したキービジュアルには「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」の各キャラクターが映っている。

 VAWは現実の秋葉原駅ともリンクする。秋葉原駅1階の改札内にQRコードを記した「VAWゲートウェイ」を設置し、駅利用者がスマートフォンを使ってVAWへアクセスできるようにする。将来的にはVAW内の店舗で購入した商品を実際の駅で受け渡すなどの連携も目指すとしている。

21年8月の「バーチャルマーケット6」で好評だったというJR東日本ブース
「オフ会ルーム」
秋葉原駅に設置する「VAWゲートウェイ」のイメージ

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