高級家電を手掛けるバルミューダは3月10日、5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」のSIMフリーモデルを7万8000円に値下げしたと発表した。2021年11月に発売した際は10万4800円で販売していた。
SIMフリーモデルは、バルミューダオンラインストアの他、自社オフラインストア「BALMUDA The Store Aoyama」、松屋銀座、阪急うめだ本店のブランドショップにて販売する。独占販売するソフトバンクは、割賦払いなど特定の条件下で価格を半額にする施策を始めている。
BALMUDA Phoneは、4.9インチのフルHDディスプレイを搭載したスマートフォンで、同社のハイテク商品ブランド「BALMUDA Technologies」の第1段製品。同社の寺尾玄社長がデザインし、「河原の小石」をイメージ。丸みを帯びたデザインが特徴的だ。
同スマホは、丸みを帯びた小型ボディを評価する声がある一方、発表直後からスペックと価格のバランスを指摘する声が上がっていた。また、製造委託先の京セラから「技術適合証明の認証について確認すべき項目がある」との報告を受けて、一時販売を休止していた(現在は販売再開済み)。
3月には、BALMUDA Phone向けに自社開発したアプリのうち、スケジュールアプリをAndroid向けに無償公開。「より多くの方に、バルミューダが考えるスマートフォンでの体験をまずはお手元の端末で感じていただきたい」としている。
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