米Netflixは3月16日(現地時間)、違反である「お客様のご家庭以外の方」とパスワードを共有しているユーザーに対し、追加料金を請求するテストをチリ、コスタリカ、ペルーの3カ国で開始すると発表した。
テストでは2つの機能をリリースする。まず、スタンダードとプレミアムのメンバーは、同居していない最大2人のサブアカウントを追加できるようにする。サブアカウントの料金は、例えばチリの場合は1人当たり月額2380ペソ(約350円)。次に、ベーシック、スタンダード、プレミアムのメンバーは、プロファイルを新しいアカウントまたは追加料金を支払う必要のあるサブアカウントに転送できるようにする。
チリの料金プランではベーシックが5940ペソなので、誰かのサブアカウントにしてもらう方がお得だ。
Netflixは昨年3月には、別の方法での違反パスワード共有対策のテストを実施した。
こうしたテストの対象地域を今後拡大するのか、あるいは公式機能にするのかは未定だ。
「サブスクリプション料金は、優れたコンテンツに資金を提供します。他の地域にも変更を加える前に、3カ国のユーザーにとってこれら2つの機能が有用かどうか理解するよう努めます」(Netflix)
Netflix、不正なパスワード共有を取り締まるテスト開始
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Netflix、北米で全てのプランを値上げ ベーシックは+1ドル、その他は+2ドルCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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