Studio Displayは、待望のPro Display XDRのコンシューマー版という印象です。Pro Display XDRがスタンド、スピーカー、カメラなし、というストイックな仕様なのと比べると、5K Retina DisplayのStudio Displayはとても使いやすいです。
1200万画素のセンターフレーム対応カメラがディスプレイ上部に搭載されており、スタジオクオリティーの空間オーディオ対応のスピーカーとマイクが組み込まれているので、ディスプレイさえあれば電話会議も高品質で受けられます。スピーカーは6スピーカーサウンドシステムで、音楽を流すとかなりの迫力があります。
ディスプレイは、Nano-texture ガラスにするオプションや、別のスタンドにするオプションもあります。
M1 Max搭載のMac Studioと、M1 Max搭載のMacBook Pro 16インチは、同じチップが乗っています。筐体の形やファンの大きさは全く違いますが、ほぼ同じ性能を出すことができます。
M1 MaxのMacを買うなら、MacBook Proを選んだ方が、ディスプレイとつないで使うこともできるし、持ち歩いて単体で使うこともできるし、バッテリーで動くので、そっちのほうが使い方に幅を持たせられる上に、デスクトップと同じ性能を出せるなら、MacBook Proがいいのではないかと思います。
M1 Ultraを必要として、性能を引き出せるような巨大な3Dファイルのレンダリングや、大量の写真を一気に書き出す、映画レベルの動画ファイルを扱うのなら、M1 Ultraを載せたMac Studioを選ぶのもいいと思います。
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