小説家や漫画家、写真家、芸術家といった作家はもちろん、同人メインで活動する個人のクリエイター、さらには筆者のようなライターに至るまで、必ずついて回るのが「締め切り」だ。
業界によっては、締め切りは破ってナンボという風潮があったり、締め切りをどれだけ伸ばすことに成功したかが武勇伝として語られる傾向があったりもするが、いずれにしても締め切りを中心に物事が回っているのは事実である。軽々しく扱ってはバチが当たるというものだ。
そんな締め切りを守るためのお守りを授与してくれる神社がある。埼玉県所沢市にある武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ)がそれである。
この神社、建立は令和2年(2020年)と新しい。それもそのはず、角川文化振興財団が運営する複合施設「ところざわサクラタウン」のオープンに合わせて誕生した神社からだ。鳥居や手水舎など伝統的な設備は備えつつも、施設正面は総ガラス張りだったりと、なかなかの今風である。古式ゆかしい神社を予想して訪れると驚くが、むしろそれ以上に格調を感じさせる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR