そんな武蔵野坐令和神社で取り扱っているのが、締め切りを守るためのお守り「締切守(しめきりまもり)」だ。見た目や形状は一般的なお守りなのだが、オモテ面が締め切りの「〆」という文字で埋め尽くされるなど、インパクトは抜群。さらにダメ押しで「TIME LIMIT」という英語のフレーズも染め抜かれるなど、締め切りを守ることを強く促すデザインになっている。
カラーは3種類あり、それぞれ「蘇芳(すおう)」「綾波(あやなみ)」「白銀(しろがね)」と、日本の伝統的な配色名が付けられている。使い方および具体的な効能は明記されておらず、自分用に入手するのでも、あるいは誰かに贈るのでも問題ないようだ。
もっともこのお守りを友人知人などの親しい間柄から贈られたのならまだしも、納品先にあたる担当編集者などから与えられた場合、それは何らかの意図が遠回しに込められている可能性はあるので、緊張感を持って対処したほうがよいだろう。最後通告くらいに考えたほうがよいかもしれない。
ちなみに筆者自身、これを自分用に入手して9カ月になるが、その間、直前になって急きょ締め切りが延びるといった、作業の進捗とは無関係にデッドラインが後退して窮地を脱するような効能は見受けられなかった。信心深さが影響している可能性はあるが、御祭神である言霊大神(ことだまのおおかみ)の逆鱗(げきりん)に触れそうな、文字通りの「神頼み」はしないほうが無難だろう。
これらお守りは1個800円で、同神社の社務所で取り扱っている。この社務所は「アニメ聖地88カ所」のインフォメーションスポットにも指定されており、各種お守りと併せて、御朱印帳の販売も行われている。また御札や絵馬、おみくじなどもあるので、併せてチェックしたい。
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