富士通は4月6日、スーパーコンピュータなどのコンピューティング技術を誰でも容易に利用できるようにするクラウドサービス群を、10月から提供すると発表した。組み合わせ最適化問題に特化した「デジタルアニーラ」も利用できるようにする。
サービス名は「Fujitsu Computing as a Service」(CaaS)。4月6日には第1弾として、スパコン「富岳」に採用されたパーツなどを使った最新機種「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX1000」をクラウドサービスとして提供する「Fujitsu クラウドサービス HPC」の販売を始めた。
クラウドサービスとしてコンピューティング技術を提供することで、ユーザーの初期投資や運用の金銭的、人材的負担を軽減するとしている。
今後はAIなどの技術もクラウドサービス化を進め、Fujitsu クラウドサービス HPCと合わせてCaaSとして提供する。
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