米Googleは4月8日(現地時間)、スマートフォンなどの分解レポートで知られる米修理業者iFixitとの提携を発表した。iFixitが、2017年発売の「Pixel 2」以降のすべてのPixelシリーズの修理用パーツを米国などで販売する公式パートナーになる。
パーツにはバッテリー、ディスプレイ、カメラなどが含まれ、必要であればiFixitの修理キットも一緒に購入できる。パーツ販売は今夏に開始の予定。
Googleは最新モデルの「Pixel 6」シリーズで5年間のセキュリティアップデートを保証している。5年も使えば修理が必要になる可能性が高そうだ。
SDGsへの関心が高まる中、製品修理サービスに注力する企業が増えている。米Microsoft、米Valve、韓国Samsung ElectronicsもiFixitと端末のパーツ販売で提携した。米Appleは昨年11月、米国での「Self Service Repair」開始を発表した。
なお、日本でのPixel端末の修理は現在、認定修理担当パートナーに依頼することになっている。詳細はヘルプページを参照のこと。
iFixit、Microsoft公認「Surface」修理ツール提供開始
iPhoneやMacを自分で修理、Appleが公式プログラム提供 「Self Service Repair」、米国で2022年スタート
Google、初の実店舗を今夏ニューヨークで開店へ FitbitやPixel製品を試して買える
「Pixel 3a」をiFixitが分解 ディスプレイはSamsung製、「Pixel Visual Core」は非搭載Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR