米Googleが5月7日(現地時間)に発表した「Pixel 3a」および「Pixel 3a XL」を米iFixitが分解し、まずはPixel 3aの分解レポートを公開した。
3aはミッドレンジ端末にもかかわらず、ディスプレイが有機ELであるのが特徴の1つ。分解の結果、このディスプレイがPixel 3/3 XL同様に韓国Samsung Electronics製であることが確認できた。
マザーボードのチップ類は、下の画像の赤い囲みがQualcommのSunapdragon 670、オレンジはMicronの64GBストレージと4GBのRAM、黄色はAvagoのフロントエンドモジュール、緑はQorvoの電圧制御発振器、青はQualcommの電源管理用IC。
Pixel 2から搭載されているハイダイナミックレンジ合成機能「HDR+」を含む画像処理を強化するSoC「Pixel Visual Core」は搭載されていない。
恒例の“修理しやすさ”の評価は、近年のスマートフォンには珍しいハイスコアで10点満点中6点。バッテリーを含むほとんどの部品がモジュールになっており、容易に取り外しできる。使われているネジが標準のT3 Torxだけで分解しやすい。減点ポイントは、ディスプレイが薄いので無傷で取り外すのが難しく、部品を接続するリボンケーブルが長く、誤って切ってしまいそうな点という。
iFixitのレポートはこちら。Pixel 3a XLの分解レポート(本稿執筆現在は、まだ動画のみ)はこちらだ。
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