中国ByteDance傘下の米TikTokは4月13日(現地時間)、コメントに「dislike」(嫌い)を付ける機能のテストを開始したと発表した。「コミュニティの優しさを育む」ための取り組みの一環だ。
TikTokのコンテンツのコメント欄を表示すると、親指を下に向けたdislikeボタンが表示されるようになっている。
このボタンの目的は、「無関係あるいは不適切」だと思ったコメントを特定する方法だとTikTokは説明する。これをタップするとそのコメントはタップした人には表示されなくなるが、コメントした人に嫌われたことが通知されることはなく、コメントが嫌われた回数が公に表示されることもない。これは、コミュニティ内の人々に不快感を与えたり、クリエイターの気持ちを挫いたりしないようにする配慮という。
TikTokでは、動画自体が気に入らない場合は、表示している動画を長押しすると表示される「興味ありません」をタップすることで、そのクリエイターのコンテンツや類似するコンテンツが表示される回数を減らせるようになっている。
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