米Facebook傘下のInstagramは4月21日(現地時間)、ダイレクトメッセージ(DM)のリクエストに不快な単語や絵文字が含まれていると自動的に拒否できるDMリクエストフィルター機能を発表した。DMをリクエストできる相手は設定である程度制限できるので、著名人や公人のように制限していないユーザーが主な対象の機能だ。
2016年から提供しているコメントフィルター同様に、テキストに不適切な単語や絵文字が含まれているリクエストを設定で拒否する。Instagramが用意した問題のある単語や絵文字のリストに加え、ユーザーが独自に見たくない内容を設定できる。
この機能を有効にする(下左の画面)と、不快な内容を含むリクエストはリクエストリストの画面で「隠されたリクエスト」フォルダとして表示される(下中央)。これをタップすると、メッセージの内容は隠したまま誰がリクエストしたかを確認できる(下右)。フォルダごとまとめて削除することも可能だ。
この機能は向こう数週間で一部の地域でロールアウトし、数カ月をかけて提供範囲を拡大していく予定。
Instagramはもう1つ、嫌がらせ対策ツールを発表した。ユーザーが誰かをブロックする際、将来同じユーザーが新しいアカウントを作成した場合、それもブロックするようあらかじめ設定するというものだ。Instagramは、どのようにして同じユーザーの新しいアカウントを検出するのかは説明していない。この機能は、向こう数週間で世界でロールアウトしていく。
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