米Facebookは3月16日(現地時間)、傘下のInstagramの若いユーザーを守るための複数の新機能を発表した。
大人がフォローしていない18歳未満のユーザー(以下「若いユーザー」)にダイレクトメッセージ(DM)を送信できないようにする。送信しようとすると、「このアカウントからフォローされない限り、あなたはメッセージを送れません」と表示され、先に進めない。
既にフォローしている場合でも、例えば多くの若いユーザーに大量のフォローリクエストを送るような問題行動のある大人ユーザーが相手の場合、若いユーザーのメッセージ画面に警告を表示する。この警告は、その大人との会話を終了したりブロックするためのボタンも付いている。
そもそも若いユーザー自身がアカウントを作る際に年齢を偽ってしまうと保護することもできないので、年齢詐称を検出するための「新しいAIと機械学習技術を開発する」としている。
問題行動のある大人が若いユーザーと接触しようとするの制限する方法を検討する。例えばお勧めユーザーとして若いユーザーのアカウントは表示しないようにしたり、ReelsやExploreタブで若いユーザーのコンテンツを表示しないようにしたりする。
18歳未満の人がアカウントを作成する際、公開と非公開のいずれかを選べることを明示するステップを追加し、非公開アカウントを選ぶよう誘導する。
保護者向けの、若いユーザーと安全やプライバシーについて話し合うためのオンラインガイドブックも公開した。日本語版(リンク先はPDF)もある。
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