TwitterなどのSNSを中心に「Googleマップがロシア軍周辺施設の衛星写真の解像度制限を撤廃した」と話題だ。一方で、同サービスを手掛けるGoogleは「ぼかしを加えたことはない」とコメント。解像度の変更を否定している。
これは、ウクライナ軍を名乗るTwitterアカウントが、Googleマップが高解像度の衛星画像を公開したとツイート。「誰もがさまざまなロシアの発射装置、大陸間弾道ミサイル、司令部、秘密の施設をピクセルあたり約0.5mの解像度で見ることができる」としており、複数の海外メディアも衛星画像の高解像度化を報じた。
国内でも、高精細画像を元にロシア軍を分析しようとするユーザーが現れ始めており、「OSINT(オープンソースインテリジェンス:公開情報から目的の情報を分析する手法)ができるようになった」との声も複数上がっている。
この件についてGoogle広報部に確認したところ、「ロシアの衛星画像にぼかしを加えたことはない」(We haven’t made any blurring changes to our satellite imagery in Russia.)との返答があり、画像は何も変えていないとしている。
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