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» 2022年05月10日 13時38分 公開

“AWS公式サイト風”にカップ麺を紹介する画像が話題 分かりにくい説明文をそれっぽく再現 「もはやAWS文学」

カップ麺の特徴をAWSの公式サイト風に説明した画像が「もはやAWS文学」と話題に。公式による分かりにくい説明を再現しており「結局Qiitaなどの記事を見に行くやつ」などと、ITエンジニアを中心に注目を集めている。

[吉川大貴ITmedia]

 「AWSの各サービス、冒頭の説明文見てもどういうものなのか全然分からなくない? もしAWSがカップラーメン発売したらこんな感じの紹介してると思う」──こんな考えから生まれた、“AWS公式サイト風”にカップ麺を紹介する画像が話題だ。Twitterでは「もはやAWS文学」などの反応があり、5月10日時点で1万3000いいねを集めている。

 作成したのは、書籍「OpenCVではじめよう ディープラーニングによる画像認識」などを執筆するKazuya Gokitaさん(@kazoo04)。画像では、カップ麺を「Amazon CR」というサービスだと仮定し、特徴を以下のように説明している。

 Amazon CRは、わずかなアクションで素早く安全に喫食可能なフルマネージド統合サービスです。CRを使用すればホットスタンバイ状態のH2OあるいはRawとして麺、醤油または味噌、また葱、肉などを単一のフローとして提供できます。CRはHot Water Injection(HWI)の開始後に専用のフルマネージドされたタイマあるいは勘によってトリガされるイベントにとってセキュアに喫食開始のタイミングを知ることができます。

 AWSの公式サイトにはこの解説のように、専門用語を多用した結果、肝心のサービス内容が難解になっている文が見られる。例えばストレージサービス「Amazon S3」は以下のような説明になっている。

 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。あらゆる規模や業種のお客様が、データレイク、クラウドネイティブアプリケーション、モバイルアプリケーションなど、事実上あらゆるユースケースで、あらゆる量のデータを保存、保護することができます。コストパフォーマンスに優れたストレージクラスと使いやすい管理機能により、コストの最適化、データの整理、特定のビジネス、組織、コンプライアンスの要件を満たすきめ細かなアクセスコントロールの設定を行うことができます。

photo Amazon S3の解説(公式サイトから引用)

 こういった背景もあり、Twitterでは実際にAWSを使うITエンジニアを中心に「それっぽい」と話題を集めている。中には「結局Qiitaなどの記事を見に行くやつ」「わざと理解できないようにしているのだと思っていた」「AWSの“中の人”は反省してほしい」などの声もあった。

 画像を作成したKazuya Gokitaさんは説明文の難解さについて「AWSだけでなく競合他社のサービスも似たような文言が並んでいるが、すでにそのプラットフォームを利用している人向けの文章であることや、複雑な機能を簡潔にまとめないといけないことを踏まえると、ある程度は仕方ないかなとは思う」と編集部に対しコメント。

 画像については「AWSは便利だし、各社ともにランディングページだけではなくイベントやWebサイトでも啓蒙活動をしている。画像についてもラーメンはうまいくらいで読んでもらえればいいなと思う」としている。

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