米Googleは5月11日(現地時間)、オープンソースのアプリ開発SDK「Flutter」の最新バージョン「Flutter 3」を年次開発者会議「Google I/O」で発表した。新たにmacOSとLinuxアプリの開発を安定版としてサポート。単一のコードでiOS、Android、Web、Windows、macOS、Linuxアプリに対応できるフレームワークになった。
macOSではApple Silicon/米Intel製プロセッサの両方に対応。新バージョンの提供に併せ、Flutter 3でゲームを開発できるツールキットも公開した。
Flutterは単一のコードでiOSとAndroidアプリを開発できるフレームワークとして2018年に登場。21年3月には「Flutter 2」としてWebアプリなどの開発に対応した他、22年2月にはWindowsアプリの開発を安定版としてサポートする「Flutter 2.10」を提供していた。Googleによれば、Flutterを使って構築されたアプリは5月時点で50万を超えているという。
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