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「カセットテープ」トレンド入り B’zの新アルバム発表で マクセルも便乗「60周年です」

» 2022年05月12日 21時01分 公開
[ITmedia]

 5月12日夜、Twitterでは「カセットテープ」がトレンド入りした。きっかけは人気アーティスト「B'z」の新譜発表。8月に発売するアルバム「Highway X」の初回生産限定版に特典としてカセットテープが付属する。

B'zの新アルバム「Highway X」の初回生産限定版に付属するカセットテープ。インデックスは手書き風

 Highway Xは、コロナ禍でライブができなかった約2年の間にB'zが生み出した楽曲をまとめたアルバム。「水面下では音楽製作を途切れることなく継続していた」という。

 特典のカセットテープにはアルバム収録曲の別バージョンを収録する。A面には「リヴ」「SLEEPLESS」「COMEBACK -愛しき破片-」のタイアップバージョン、B面は「UNITE」「YES YES YES」のライブ音源。インデックスにはメンバーの直筆の文字を用いた“手書き風”タイトルを印刷した。

 発表を受けTwitterでは「再生できないわ」「令和の時代にカセットテープ再生する機械を探すとは」など再生手段に困ったファンが続出。一方で、初めてB'zを聞いたのがカセットテープで「原点に帰るようでうれしい」といった意見もあった。

 カセットテープのトレンド入りを見たマクセルの公式Twitterアカウントも参戦。「カセットテープことコンパクトカセット規格が生まれたのは1962年。今年は60周年の節目の年なのですよね」と解説している。マクセルは規格策定の4年後となる1966年から現在に至るまでカセットテープを製造/販売している。

マクセルのカセットテープ「UR」(現役)

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