5月19日、HUPGamesのアクションRPG「ファイナルソード」の配信が「PlayStation Store」で始まりました。元々は2019年にスマホアプリとして配信された今作ですが、2020年にNintendo Switchに移植されて以来、2度目の移植となります。
このファイナルソードというゲーム、Nintendo Switchに移植された際に独特のチープなグラフィックや攻撃の当たり判定の適当さなど、諸々のクオリティーの低さに加え、一部楽曲の無断使用疑惑もあって配信開始からわずか4日で配信を停止。当時はかなり話題になりました(21年1月に復活)。
そんな問題作のPlayStation版が出るとあって19日は早速「ファイナルソード」がTwitterトレンド入り。ボクも商品ページをチェックし、そして度肝を抜かれました。
対応機種はまさかのPS5のみ。スクリーンショットをみる限りグラフィックはSwitch版と比べてかなりきれいになっているようですが、配信前にあった「3D立体視ゲーム」という表記は消えています。
ボクはSwitch版をプレイ済みで、当時は当たり判定の適当さと操作性の悪さ、そして後半になるにつれて難易度が跳ね上がるゲームバランスの悪さに何度も心を折られました。例えるなら「理不尽なエルデンリング」です。
一方でテクニックやレベル上げである程度は対処でき、変にやりごたえもありました。真剣に作られているのに、ただただクオリティーが低い正統派のクソゲーです。
PS5版は一体どうなのか。価格は1870円と手頃なので、この機会にカルト的な人気を誇るゲームを触ってみたいと思った人も多いかもしれません。ボクはというと……4コママンガで確認してください。
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる〜く語る4コマまんが新連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。
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