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伝説の問題作「ファイナルソード」がPS5タイトルになって度肝を抜かれたマンガ家サダタローのゆるっと4コマ劇場

» 2022年05月21日 09時00分 公開
[サダタローITmedia]

 5月19日、HUPGamesのアクションRPG「ファイナルソード」の配信が「PlayStation Store」で始まりました。元々は2019年にスマホアプリとして配信された今作ですが、2020年にNintendo Switchに移植されて以来、2度目の移植となります。

 このファイナルソードというゲーム、Nintendo Switchに移植された際に独特のチープなグラフィックや攻撃の当たり判定の適当さなど、諸々のクオリティーの低さに加え、一部楽曲の無断使用疑惑もあって配信開始からわずか4日で配信を停止。当時はかなり話題になりました(21年1月に復活)。

 そんな問題作のPlayStation版が出るとあって19日は早速「ファイナルソード」がTwitterトレンド入り。ボクも商品ページをチェックし、そして度肝を抜かれました。

 対応機種はまさかのPS5のみ。スクリーンショットをみる限りグラフィックはSwitch版と比べてかなりきれいになっているようですが、配信前にあった「3D立体視ゲーム」という表記は消えています。

 ボクはSwitch版をプレイ済みで、当時は当たり判定の適当さと操作性の悪さ、そして後半になるにつれて難易度が跳ね上がるゲームバランスの悪さに何度も心を折られました。例えるなら「理不尽なエルデンリング」です。

 一方でテクニックやレベル上げである程度は対処でき、変にやりごたえもありました。真剣に作られているのに、ただただクオリティーが低い正統派のクソゲーです。

  PS5版は一体どうなのか。価格は1870円と手頃なので、この機会にカルト的な人気を誇るゲームを触ってみたいと思った人も多いかもしれません。ボクはというと……4コママンガで確認してください。

著者紹介:サダタロー

1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce

連載:サダタローのゆるっと4コマ劇場

漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる〜く語る4コマまんが新連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。

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