Appleが、WWDC22において、FIDOサインインの認証情報「Meet passkeys」に関する解説を公開している。
パスキーは、パスワードに代わるものとして設計され、世界パスワードの日に発表された「Apple、Google、Microsoftが、パスワードレスサインインの利用促進に向けてFIDO標準のサポート拡大を表明」に基づく技術となる。
macOS MontereyとiOS 15では、その解決策となるパスキーのデベロッパープレビューを発表し、macOS VenturaとiOS 16では、全ての人にパスキーが利用可能になる。
パスキーを使えば、パスワードよりも優れたユーザー体験を実現できるだけでなく、脆弱な認証情報や再利用される認証情報、認証情報の漏洩、フィッシングなど、セキュリティ問題の全カテゴリーを解決することが可能になる。
パスキーを作成するためのシステムシートが表示され、数回タップするだけで、自分のデバイスは自分のアカウント用にユニークで暗号的に強力なキーペアを生成し、それを自分のiCloudキーチェーンに保存する。
サインアウトして、先ほどと同じサインインフォームに戻り、同じようにユーザー名フィールドにフォーカスする。
アカウント用のパスキーが保存されているので、それがQuickTypeバーに表示され、あとはこれをタップすれば、サインイン完了。
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