タカラトミーは6月16日、月面探査ロボット「SORA-Q」と同じサイズで、動きも再現した玩具を販売すると発表した。発売日や価格は未定。
16日に東京ビッグサイトで開幕した「東京おもちゃショー2022」のトークイベントで披露した。商品名は「SORA-Q Product Model」。「月面を移動するSORA-Qを地球上でも体験できる」としている。
SORA-Qはタカラトミーが「ZOIDS」(ゾイド)や「Omnibot 17μ i-SOBOT」で培った知見を生かし、JAXAや同志社大学と共同開発した直径約8cmの球形ロボット。月面に放り出されると中央から割れてカメラ部を立ち上げ、左右の外装をタイヤのように回転させて移動する。
2022年度中をめどにJAXAの月着陸実証機「SLIM」(スリム)に搭載され、月面でのデータ収集を行う計画。タカラトミーはこれを機に「タカラトミー宇宙玩具プロジェクト」を立ち上げ、子ども達の興味を引く関連商品を投入する考え。「SORA-QのQにはクエスチョンの意味もある。子ども達に宇宙に興味や疑問を持ってもらいたい」としている。
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