本業インスタグラマーの平均年収は411.9万円──そんな調査結果を、インフルエンサー紹介業のソーシャルワイヤー(東京都港区)が6月22日に発表した。Instagramアカウントの開設からPR案件を受けるようになるまでは、平均2年かかっていることも分かった。
調査は同社が提携しているインフルエンサー388人を対象に実施。フォロワー数の分布は、1万人以上3万人未満が60.1%、6万人未満が23.5%、9万人未満が8.0%、12万人未満が3.6%、12万人以上が4.9%。平均フォロワー数は3.8万人だった。インスタグラマーを本業としているのは全体の13.4%にとどまった。
平均年収は本業インスタグラマーが411.9万円、副業インスタグラマーが63.4万円だった。最大値は本業が3000万円、副業が800万円。フォロワー数別の平均値は3万人未満で41.5万円、6万人未満で126.7万円、9万人未満で216.3万円、12万人未満で258.3万円、12万人以上で637.1万円だった。
Instagramのアカウント開設時期は、日本語版が提供された2014年2月以前が最も多く、全体の19.2%を占めた。アカウント開設からPR案件を受けるようになるまでは、平均で約2年かかっているという。
PR案件の種類では、期間中に複数回PR投稿を行う「アンバサダー」形式が最も多く(60.6%)、以降は固定報酬に加えて成果報酬が得られるセミアフィリエイト形式(50.5%)、成果報酬のみのアフィリエイト形式(45.1%)と続いた。ライブ配信によるPR案件の実施率は6.7%にとどまっているという。
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