資源エネルギー庁は6月28日、東京電力管内の電力需給は引き続き厳しいとして翌29日も「電力需給ひっ迫注意報」を継続すると発表した。27日から3日連続となる。
同庁によると先週末からの厳しい暑さにより、東京電力管内の電力需要は「東日本大震災以降、最も高い水準で推移している」。29日も厳しい暑さが見込まれるため、注意報を継続する。
一方、28日に「需給ひっ迫準備情報」を発信した北海道電力管内と東北電力管内は、電力供給の余力を示す予備率が29日は5%以上を確保できる見通し。このため両エリアに電力需給ひっ迫注意報などは出ていない。
資源エネルギー庁は、熱中症にならないよう暑い時間帯には引き続きエアコンなどを使いながら、照明の間引きや使用していない機器の電源を切る、使用していない照明を消すなど「無理のない範囲での節電」を呼び掛けている。
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