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暑さ対策をエアコンだけに頼らない REON POCKETなどネッククーラー併用して個人差も吸収しようデジタル防災を始めよう(2/3 ページ)

» 2022年07月20日 12時55分 公開
[戸津弘貴ITmedia]

REON POCKETはどうか

 多くは首に挟むように装着するが、SONYの「REON POCKET」(レオンポケット)は、首の後ろ側のツボ、大椎(だいつい)と呼ばれる位置に接するように装着するので傍目に目立ちにくい。ちなみに、大堆は温めたりゆっくり押すなどの刺激を与えることで血行が促進され、肩こりや眼精疲労、頭痛などに効くということなので気になる人は試してみよう。

photo 最新モデルの「REON POCKET 3」では、前モデル同様アプリで温冷強弱などをコントロールできるほか、「SMART COOL」モードでは自動で好みの体感温度を維持してくれるので、冷たすぎず暑すぎず、ちょうど良い体感温度を提供するのが特徴
photo ターゲット温度を保つように自動制御する「SMART COOL」モード
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photo 装着直後など、ターゲット温度に近づくまでは強力に冷やし、ターゲット温度近くまで来たらゆるやかに冷やすように動作するので、装着後すぐに快適になりその後は快適さが継続する(寒くなりすぎないなど)のが便利だ
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photo 首に引っ掛けるホルダーの他に、デバイスを収納するポケットのついた専用のシャツなどもオプションで販売されており、よりスマートに装着することもできる

 ネッククーラーを使えば、エアコンの設定温度を高めに設定しても最終的な温度調整は各自で快適にできる。省エネになるだけでなく、個人差によるエアコンの快適さの差を解消してくれる可能性がある。エアコン自体が稼働していることで、気温も湿度も一定レベルまでは下がるので、ネッククーラーの効果も出やすいという相乗効果が見込まれるだろう。

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