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スマホで作ったアバターをぬいぐるみに 「じぶんぐるみ」、Makuakeで先行発売

» 2022年07月27日 16時31分 公開
[ITmedia]

 玩具ベンチャーのFUNDARD(東京都杉並区)は7月26日、アバターを元に人型のぬいぐるみを製作するサービス「じぶんぐるみ」の提供をクラウドファンディングサイト「Makuake」で始めた。支援プランは6644円(じぶんぐるみ1体、送料込み)から。

「じぶんぐるみ」

 利用者は専用サイトでアバターを作成する。肌の色や顔のパーツなど、組み合わせは標準で約2800万パターン。ヒゲやメガネ、ほくろなどのオプションを加えると334億パターン以上になるという。

 ぬいぐるみの大きさは約22cm(高さ)。ボディは共通で、顔のパーツを刺しゅう機で仕上げてから縫製するセミオーダーメードとした。

専用サイトでアバターを作成

 通常はTシャツとジーンズ、スニーカーを身に付けているが、「ウェディングプラン」を選択するとドレスやベール、タキシードを見つけた人形になる。専用の洋服などを追加販売する予定もある。

 Makuakeで応援購入した人に対しては8月10日以降に注文フォームのURLを送り、受け付けた順にぬいぐるみを作り始める。発送は10月初旬からを予定しており、年内に完了する見通し。

 FUNDARDは元バンダイ執行役員の村瀬和絵さんが今年立ち上げた玩具ベンチャー。「たまごっち」の企画/マーケティングを担当してヒット商品に育て上げた経験を生かし、人と人とのコミュニケーションを生み出す玩具の開発を目指すとしている。

作例

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