ダイキン工業が8月9日に発表した実験結果によると、3年分のホコリがたまったエアコンを真夏の日中9時間動かした時、電気代は1カ月換算で800円も余分にかかっていました。
実験では条件をなるべく揃えるため、同じ家屋、同じエアコンで最高気温33℃前後の日にエアコンを冷房25℃前後(最高気温マイナス8℃)に設定し、午前9時から午後6時まで運転しました。
するとフィルター掃除をしていないエアコンの消費電力量は2.62kWh、フィルター掃除後は1.76kWhでした。ダイキンは「フィルターの目詰まりで余分に発生していた48.9%分の消費電力量が削減できた」としています。
1カ月の電気代(31円/kWh)に換算すると掃除していないエアコンは2437円、掃除後は1637円。CO2も11.7kg減った計算になります。
ダイキンは節電とカーボンニュートラルのためにフィルター掃除を勧めています。
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