GMOペパボは8月24日、同社の新卒エンジニア向けの機械学習の研修資料を無償公開した。同社では2020年から、新卒エンジニア向けに機械学習研修を実施している。今回の研修では同社が定義する、サービスの改善を自動化しスケールさせる「再帰化」をテーマに設定。この実装手段に機械学習を検討できるようになることを目標にしたという。
公開した研修資料は3つ。機械学習についてのイントロダクションや再帰化と機械学習の関係性、サービス事例などを紹介している。資料と併せて、同社の研修スケジュールも公開。1日3時間の研修を計3日間行ったという。
9時間行った研修のうち、半分近くの時間はGoogleが提供する研修用教材「Machine Learning Crash Course」でのハンズオンを行い、一般的な機械学習の知識を身に付けるよう指導したという。その際、リアルタイムでのフィードバックの実施や日本語で専門用語の意味をまとめた用語集を配布するなどの工夫をしたとしている。
14時間分の機械学習教材も GMOペパボ、エンジニアの研修資料を公開
ゲームシステムを高速化する社内ノウハウを無償公開 Unityエンジニア向けに サイバーエージェント
セキュリティエンジニア向け英語教材、IPAが無償公開 「セキュリティ英単語集」など
スマートニュース、国会議案データベースを無償公開 過去20年分をGitHubで
京大、教材の無償公開サイト「オープンコースウェア」を閉鎖へ 運営組織廃止に「残念でなりません」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR