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英エリザベス女王が死去 公式サイトも喪に服す

» 2022年09月09日 07時09分 公開
[ITmedia]

 イギリス連邦王国の君主として70年にわたって在位してきたエリザベス女王(エリザベス2世)が、9月8日(現地時間)、96歳で亡くなった。これを受け、チャールズ皇太子が国王に即位した。英国君主は「Her Majesty The Queen」から「His Majesty The King」になる。

 英王室の公式Webサイトも喪に服すように背景が黒くなり、女王が1952年に25歳で即位した際の肖像画と「女王は今日の午後、(静養先の北部スコットランドの)バルモラルで安らかに息を引き取りました」というメッセージが掲載されている。また、「適切な変更が行われている間、一時的に利用できません」とある。

 queen 英王室の公式サイト

 公式Twitterアカウントも女王の死去をツイートし、その後チャールズ王からのメッセージもツイートした。



 女王は6日には英保守党の新党首になったリズ・トラス氏をバルモラルで首相に任命した。女王が任命する首相としては14人目だった。

 queen リズ・トラス氏を首相に任命する女王(王室の公式Instagramより)

 Appleのティム・クックCEO、Googleのスンダー・ピチャイCEO、Amazon.comのジェフ・ベゾス会長など、米IT大手のCEOや会長も哀悼の意をツイートした。




 2005年に女王から大英勲章を賜った米Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏もツイートした。


 エリザベス2世の国葬は、2週間以内にウェストミンスター寺院で行われる予定だ。

【更新履歴:2022年9月10日午前6時20分 国葬の予定についての記述が間違っていました。お詫びして訂正します。】



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