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「メタバース 黒ひげ危機一発」オープン、最大12人同時プレイ

» 2022年09月15日 20時19分 公開
[ITmedia]

 タカラトミーは9月15日、メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター社と協力し、仮想空間で玩具を遊ぶ「メタバース 黒ひげ危機一発」をオープンした。スマートフォンやPC/Macの他、「Oculus Quest2」にも対応した。

「メタバース 黒ひげ危機一発」© TOMY

 cluster内に「黒ひげ危機一発」の世界観を3Dで表現したワールドを設置。海賊船を舞台に最大12人のプレイヤーがチャットや音声でコミュニケーションを取りながら黒ひげ危機一発をプレイできる。

 アバターが黒ひげ人形に乗って一緒に樽から飛び出したり、海賊船の各所に隠された剣をプレイヤーが協力して探すといったデジタルならではの遊び方も提案する。

海賊船に乗り込む船着き場がロビーになる

 基本プレイは無料。有料コンテンツとして、巨大な樽に外から剣を刺して内側に足場を作り、頂上着いて黒ひげ人形を脱出させるゲーム「脱出!黒ひげ危機一発」を用意した。「黒ひげアバター」などの販売も行う。

 タカラトミーは「これまで身近な人と集まって楽しむものだった玩具を、いつでもどこでも誰とでも楽しめる遊びへと拡張する」としている。15日に幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2022」のクラスターブースでもメタバース 黒ひげ危機一発を紹介する(15日、16日はビジネスデー)。

 黒ひげ危機一発は1975年に最初の商品を発売し、累計1700万台を販売したロングセラー商品。これまでに世界47カ国で87種類の商品を販売した。

玩具の「黒ひげ危機一発」

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