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話題の大作「FORSPOKEN」があまり刺さらなかったゲーム好きマンガ家のTGSリポートサダタローのゆるっと21コマ劇場(1/4 ページ)

» 2022年09月30日 20時31分 公開
[サダタローITmedia]

 前回に続き、幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2022」のリポートです。今回もボクが個人的に気になっているタイトルの試遊レポをコマ数多めのマンガでお届けいたします。

「FORSPORKEN」公式サイト

 まずはボクの大好きな「龍が如く」シリーズの最新作「龍が如く 維新!極」(PS4/PS5、Xbox series X|S、Xbox One、Windows)から。2014年に発売された「龍が如く 維新!」のリメイクとなる今作は、キャスト変更やグラフィックの強化が新たな魅力です。

 バトルシステムにも「隊士カード」という新要素が追加されており、味方隊士のカードを使用するとド派手な演出の技が繰り出せるようになりました。その他の部分は良くも悪くも2014年版とあまり変わっていない印象。今遊ぶとストレスに感じる部分も出てくるかもしれません。

 続いてはスクウェア・エニックスから2023年1月に発売予定の期待の超大作「FORSPORKEN」(PS5、Windows PC)を試遊しました。FORSPORKENはオープンワールド型のアクションゲーム。ニューヨークで暮らしていた主人公が異世界転移して魔法を使って大冒険を繰り広げます。

 製品版では100種類に及ぶという魔法を駆使したバトルや魔法を使った高速移動が楽しめるそう。他にもアイテム収集などの要素もあり前評判は上々です。実際のゲームを見ると現段階でも完成度は高く、隙のない出来なのですが、期待が高すぎたせいか、ボクには少し物足りなかったです。

 バトルはストレスがないかわりにゴリ押しでも戦えるので戦略性はあまり感じられず、逆に爽快(そうかい)なはずの高速移動がそこまで気持ちいいとは感じません。短い時間での試遊だったので十分に操作やテクニックを理解できなかった面はあるかと思いますが、何かあと1つグッとくるものがあれば財布の紐が緩むのに……と感じました。

 色々なゲームを楽しんだ東京ゲームショウ2022でしたが、その中でもボクが一番楽しかったのは? マンガを読んで是非確認してみてください。

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