総務省の「平成26年全国消費実態調査」によると、2人以上の世帯において、オーブンレンジおよび電子レンジの平均普及率は97.8%で、白物家電では冷蔵庫98.9%、洗濯機98.8%、掃除機98.1%に続く第4位となっている。これは炊飯器の89.0%よりも高い数値。つまり、調理家電においては最も普及率が高いのがオーブンレンジ・電子レンジということになる。
オーブンレンジのフラッグシップモデルは、庫内容量は30リットル以上で2段以上での調理が可能。また、100度以上の過熱水蒸気やスチームで食材を調理することで食材のパサつきを抑える機能、ヒーターで直接食材を焼くことで食材に美味しそうな焦げ目を付けられるグリル機能を搭載するものが多い。
さらには、Wi-Fi接続やスマートフォンアプリとの連携といったIoT機能を備えており、10〜20万円と非常に高価なのだ。
一方ミドルクラスのオーブンレンジ製品の多くは、庫内容量26リットルで1段調理に対応。単機能レンジやエントリークラスのオーブンレンジとは異なり、手軽に時短で料理できる簡単調理機能なども搭載する。
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