マクアケと損害保険ジャパンは10月17日、クラウドファンディングサイト「Makuake」と海外展開用の「Makuake Global」でプロジェクトを立ち上げる実施者向けに、「マクアケPL保険制度」の提供を始めた。
クラウドファンディングプロジェクトの終了から2年間が補償対象。プロジェクトで出資されて作った製品が原因で事故が起き、実施者が支援者から損害賠償請求をされた場合に、損保ジャパンが実施者と相談しながら支払い対応などを進める。制度利用には申し込みが必要。
マクアケによると、これまでも実施者が個別にPL保険を契約するケースもあったが、保険料の負担が課題になっていたという。海外での製品事故に備える海外PL保険は特に高額で、個別加入しない実施者も多いとしている。
同社は、保険に加入することで「実施者は事故のリスクに備えながらも、手続きやコスト面の負担を軽減できる。支援者は万一の事故が起きた場合に、実施者からの損害賠償金をスムーズに受け取ることが期待できる」としている。
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