9月のエアコン国内出荷実績は56万8000台(前年比114.7%)で3カ月連続のプラスとなった。4〜6月は上海ロックダウンの影響を受けたものの、7〜9月は全国的な暑さもあり好調だった。
日本電機工業会(JEMA)が10月24日に発表した民生用電気機器の国内出荷実績によると2022年度上期のエアコン出荷台数は合計564万6000台だった。前年比では96.7%にとどまった。
原因は4〜6月に上海ロックダウンの影響で工場の停止や部品調達の遅延、入港遅れなどが生じたこと。7月以降は生産や供給の正常化が進み、また全国的な暑さもあってエアコンは好調だったが、前半のマイナス分を補うには至らなかった。
一方、冷蔵庫や洗濯機などを含む民生用電気機器全体も4月は前年比95.5%、5月は88.9%、6月は90.8%とふるわなかった。しかし7月は113.7%、8月は120.9%、9月は112.2%と盛り返し、上期合計で1兆3553億円と前年を上回った(同102.5%)。
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